“通訳アホウドリ”に「トロもいっしょ」――PSPのイケてるソフト（2/2 ページ）

PS3ネタで盛り上がった「PlayStation Meeting 2004」だが、本来は次世代携帯型ゲーム機「PSP」の国内お披露目がメイン。ハードの紹介で目新しいトピックスはなかったが、PSP対応ソフトで異色の“実用ソフト”が登場した。癒し系トロのPSP版最新情報も。

[西坂真人，ITmedia]

　また、通訳だけでなく音声入力から発音チェックを行う発音テストも用意。「How much is it?」という例題に山本氏がワザと下手に「はうまっちいずいっと」と話すとマックスはD評価を表示する。「次はうまく読んでみますね」と咳払いをした山本氏が「May I see the room?」と流暢に話したところマックスが出した評価は「B」……。

トロがPSPに「いっしょなのニャ」

　自宅のプレイステーションで育てたキャラを液晶ディスプレイ付きメモリーカード「ポケットステーション（ポケステ）」で持ち出して家でも外出先でも“いっしょ”という設定で大ヒットとなった「どこでもいっしょ」。PS2並みの処理性能を持ち歩けるPSPなら“どこいつ”のコンセプトを本体のみで実現できるというわけだ。

PSP版「どこでもいっしょ」

　「ついに、というかやっと、トロたちが活躍できる時がきた。トロたちも、PSPという最愛の住まいを得た。無線LANのアドホック機能を使った名刺交換やプレゼント交換などトロたちが喜ぶ遊びをふんだんに盛り込んでいる。5年の歳月を経てトロたちも“ちょっと”かしこくなっている」（同社）

トロとの会話は、携帯電話世代にも入力しやすいテンキー文字入力配列も用意

　PSPへの参入を表明したソフトウェアメーカーはE3発表時点の34社から59社にまで拡大。開発表明したソフトウェア数も59タイトルにまで増えている。ソフトウェアのラインアップはこちらを参照。

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