コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の発表によると、北海道警は9月6日までに、オークションサイトを悪用して海賊版PCソフトを販売していた東京都中野区の無職の男(29)を著作権法違反の疑いで逮捕した。
男性は、今年2月ころから3月ころまでの間、ビジネスソフトなどを無断複製したCD-R 10枚を、「Yahoo! オークション」を利用して合計1万円で郵送販売していた疑い。告訴企業はアドビシステムズとマイクロソフト。
家宅捜索ではCD-R約150枚などが押収。余罪があると見て調べを進める。
また、ACCSがヤフーと連携して今年3月からスタートした海賊版出品対策(関連記事参照)で、この男が複数のビジネスソフトを収録したCD-Rを1枚900円で出品していたのを発見しており、ACCSはヤフーに出品情報の削除要請を行っていたという。
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コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)とヤフーは1月15日、Yahoo!オークション上での海賊版ソフトウェア流通を防止すべく、各種の協力関係を結ぶことで合意したと発表した。
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