アクシス、赤外線ライトと26倍レンズを備えたネットワークカメラ
アクシスコミュニケーションズは、赤外線ライトを装備し、昼夜を問わず撮影できる26倍ズームレンズ搭載ネットワークカメラ「AXIS 213 PTZ」を発売する。
アクシスコミュニケーションズは、赤外線ライトを装備し、昼夜を問わず撮影できる26倍ズームレンズ搭載のネットワークカメラ「AXIS 213 PTZ」を発表、12月1日から販売する。価格は23万4150円。
新製品は「AXIS 2130 PTZ」の後継となる製品で、レンズ横に照射距離3メートルの赤外線ライトを装備。昼夜を問わない撮影を可能にしたほか、AXIS 2130 PTZでは16倍だったレンズが26倍に変更されており、より広範囲の撮影を可能にしている。
1/4インチCCDとF1.6〜F4.0というレンズを組み合わせることによって、1ルクスの明るさでも撮影が可能になっているほか、赤外線ライトをONにしてナイトモードに移行すれば、まったく明かりのない状態(0ルクス)でも撮影することができる(映像は白黒になる)。
動画の形式はAXIS 206と同じくMotionJPEGだが、新チップの搭載によって最大で704×480という高い解像度の動画を、30fpsという高フレームレートで配信できる。また、予定されているファームフェアアップデートによってMPEG-4での配信も可能になる。
パン・チルト機能も搭載しており、左右170度/上下100度の視野角を持つほか、画像の180度回転機能も備える。そのほか、任意のカメラ位置やズーム倍率を20箇所まで登録するプリセットポジション機能や、プリセットした複数の位置を巡回するシーケンスモードなども備える。
また、別売の「AXIS 213CM コネクションモジュール」を組み合わせることによって、双方向/全二重対応音声の送受信や、センサーなど外部出力機器との連携によるアラーム対応が可能になる。
同社では今後、本格的なセキュリティやモニタリングの需要に向けて、360度の視野角を持つ製品などもリリースする予定としている。
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