レビュー
タッチパネルにデジカメ、フォトビューワ…… ユニークな機能満載「m:robe MR-500i」:レビュー(2/4 ページ)
オリンパスが発表したHDD搭載ミュージックプレーヤー「m:robe」の上位機種「MR-500i」は“音楽と写真を自由に融合させて楽しむ”ことを提案する製品だ。
音楽プレイヤーとして使う場合には、音楽管理ツール「m:trip」を利用する必要がある。m:trip上で管理される音楽データが、同期作業を通じてm:robeに転送されるわけだ。Windowsエクスプローラなどで、m:robeに音楽ファイルをドラッグアンドドロップしても、再生することはできない。
m:robeでは、大画面のカラー液晶を利用して、ジャケットや歌詞などを表示することも可能だが、そうした設定もm:trip上で行うことになる。
音質面では全体的にフラットで、素直な傾向にあると思う。特定の帯域を無理に押し出した感じがせず、音のイメージが崩れることがない。16通りのプリセットと1種類のユーザー設定が用意された5バンドイコライザーによって、かなり自由度の高い音質調整が行えるので、こだわるユーザーでも大丈夫だ。
個人的によく聞く日本のポップスや洋楽ロックは、イコライザーをかける場合でもかすかにBASSを強調してやればOKかな、という印象だ。極端に強調する設定を行わなければ帯域の持ち上げ方も非常に自然であり、コレも好印象。
検索機能が充実しているのも特徴のひとつ。お気に入り、プレイリスト、アーティスト、アルバム、ジャンル、作曲者、リリース年、ジャケットや歌詞がついているモノなど、非常に多彩なオプションが用意されており、対象となる楽曲がすぐに呼び出せる。
画質は文句なしのフォトビューワー ――使いこなしの面で若干の不満は残る
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