ZigBee Allianceは12月14日、ZigBee 1.0標準を承認したと発表した。ZigBeeは、短距離無線ネットワーク規格のIEEE 802.15.4をベースにした無線通信プロトコルで、省電力・低コストの通信を実現するとされている。
ZigBee Allianceの参加企業100社以上により開発と相互運用性テストを2年以上積み重ね、標準仕様の承認は予定通りに行われたという。仕様が定まったことにより、ZigBee機器の認証がスムーズに行われるようになると関係各社は期待している。
参加メンバーは標準規格へのアクセスを許されており、認証プロセスを進めることができる。
ZigBee Allianceのボブ・ヘイル会長は「ZigBee標準が採用されたことにより、参加企業はこの革新的技術を家庭や商業施設のモニタリング、センシング、コントロールアプリケーションに使うチャンスを得ることになる」とコメントしている。
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