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話題のフラッシュメモリiPod「iPod shuffle」をさっそくさわってみたレビュー(1/2 ページ)

Macworld Expoで発表されたフラッシュメモリ版iPod「iPod shuffle」。スティーブ・ジョブズ氏の基調講演後に出かけたアップルストアで入手することができたので、さっそく同社初のシリコンオーディオプレーヤーとなる本製品のレビューをお届けしたい。

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 Macworld Expoで発表されたフラッシュメモリ版iPod「iPod shuffle」。HDDの増量以外にもiPod miniやU2 Edition、iPod Photoといったバリエーション製品が展開されてきたiPodだが、HDDを搭載しない製品は本製品が初めて。

 スティーブ・ジョブズ氏の基調講演後、さっそく出かけたサンフランシスコのアップルストアで本製品を入手することができたので、同社初のシリコンオーディオプレーヤーとなる本製品のレビューをお届けしたい(米国内で発売された製品についてのレビューであることはあらかじめお断りしておく)。

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基調講演から約30分後のサンフランシスコ・アップルストア。iPod shuffleを求める人が長蛇の列を作っている。水色のトレーナーを着た男性(MacWorld Expoのスタッフ)も記念撮影

緑色のパッケージは新鮮

 まず手にしたときに驚くのが、薄く・小さな緑色のパッケージ。iPodやiPod miniはいずれも白を基調とした“立方体”という感じのパッケージだけにとても新鮮。

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iPod shuffleのパッケージ
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文庫本ほどの厚みしかない(並べている文庫本は総ページ約400ページ)

 パッケージを開けると、中にはiPod shuffle本体にヘッドフォン、首からさげるためのネックストラップ(説明書によるとLanyardというらしい)が入っている。そのほかには説明書やiTunesが入ったCDが付属している。

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パッケージの中身

 本体を手にしてみると、予想はしていたものの、想像以上の小ささと軽さにこれまた驚く。これまで小さいと思っていたiPod miniが大きく感じられてしまう。首からさげても全く負担に感じない重さだ。

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iPod MiniとiPod shuffle。左は使い捨てライター

 本体下部にはキャップがあり、外すとUSBコネクタが現れる。首からさげる場合には、このキャップを外して、付属のネックストラップを取り付ける形になる。キャップを無くさないように気を付けたい。

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本体下部にはUSBコネクタ

液晶はないけれど、ランプがある

 本体サイズは85(高さ)×25(幅)×8.5(奥行き ミリ)・22グラムで、対応フォーマットはMP3(8〜320Kbps)、MP3 VBR、AAC(8〜320Kbps)、プロテクテッドAAC(iTunes Music Storeで利用されているAAC)となっている。充電はUSB経由で行い、約4時間の充電で約12時間の利用が可能だ。

 操作インタフェースは前面に配置されている。中央のボタンで再生/停止、上下ボタンで音量調整、左右で早送り、早戻しとなっており、直感的な操作が可能だ。背面には電源ボタンを兼ねるスライド式のスイッチが設けられている。

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前面
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背面

 中央のボタンはホールドスイッチを兼ねており、3秒以上の長押しでホールドのON/OFFを切り替えることができる。また、背面には小さなLEDが備えられたバッテリー容量確認のボタンが設けられており、押すことでバッテリーの容量を確認できる。

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背面バッテリー容量確認ボタン。十分にバッテリー残量がある場合には緑、少なくなるとオレンジ、かなり少なくなると赤、残量ゼロの場合には点灯しない
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