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手軽さが売りの“2.1chかんたんシアター”――松下「SC-HT03」レビュー:フロントサラウンド特集(2/3 ページ)

フロントサラウンド特集の第2弾は、松下電器産業の“2.1chかんたんシアター”「SC-HT03」。手軽に構築でき、音質も気軽に音楽や映画を楽しむには十分。「大画面薄型テレビの次はカジュアルなシアターサウンドシステムを」というユーザーに最適だ。

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 スピーカー端子はコネクタタイプではなく、サブウーファー側、スピーカー側ともにバラで接続する。ケーブルの長さは4.5メートル前後(パイプ内に隠れる部分は含まず)。サブウーファーとコントロールアンプは、専用のシステムケーブルでつなぐ。これが4メートルあるので、さまざまな設置スタイルに対応可能だろう。また、5.1chシステムと比べると、やはり設置や接続はずっと楽だ。

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スピーカー側の端子はレバーを押しながらケーブルの先端を挿し込む一般的なタイプ。ケーブルは右の溝へ押し込めば、さらにすっきりできる
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外からは見えないが、6.5センチ・コーン型フルレンジ、6センチ・リングシェイプドドーム型スーパーツィーターで構成されるフロントスピーカー
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パイプへの固定はネジ1本で行う。取り付ける部分をずらせば、スピーカーの高さを調整できる
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2.1chパワーアンプを内蔵したサブウーファー。1ウェイのバスレフ型
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サブウーファーの17センチ・コーン型ユニットは背面に取り付けられている。また、パワーアンプを内蔵しているので、放熱用の穴も
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サブウーファーにはスピーカー端子と電源があるほか、コントロールアンプとは1本のシステムケーブルで接続する

 DVDプレーヤーなどからの入力端子は、コントロールアンプの背面に並んでいる。デジタル入力は光角型が2基(TV、DVR)、同軸が1基(DVD)、アナログ入力は4基(GAME/AUX、DVR/VCR、TV、DVD)で、DVR/VCRのみアナログ出力も装備。また、チューナー内蔵なのでアンテナ端子も用意されている(FM簡易型アンテナとAMループアンテナが付属)。

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右にあるデジタル入力は光角型が2基、同軸が1基。アナログ入力は4基で、DVR/VCRのみアナログ出力も装備する。左はアンテナ端子と、サブウーファーとの接続に利用する専用システムコネクタ

 リアル5.1chシステムとは異なり、初期設定もほとんど必要ない。マルチコントロールという設定メニューでは、チューナー設定や低音/高音調整や左右バランス調整、本体表示部の設定が行えるが、特に触ることはないだろう。サブウーファーのレベルは、リモコンのボタンで簡単に調整できるので、実際に聴きながら好みに応じて変更すればいい。

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リモコンは同社製のテレビ、DVDプレーヤー/レコーダー、ビデオデッキの操作にも対応

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