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Windows Media PlayerのDRM問題でパッチ提供へ

Microsoftは、Windows Media Playerでファイルをダウンロード再生するとウイルスなどをダウンロードしてしまう問題に対処するパッチを提供すると発表した。

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 Windows Media Playerのユーザーがコピー防止機能付きのメディアファイルを開く際、知らないうちにウイルスやアドウェア、スパイウェアをダウンロードしてしまうのを防ぐため、Microsoftはパッチを提供すると表明した。30日以内にリリースする予定だとしている。

 MicrosoftはWindows Media Playerバージョン9と10のユーザーに対し、P2Pのファイル交換サービスからダウンロードしたWindows Media Audioファイルを開く際は注意するよう呼びかけている。

 この問題は、Windows Media Player 9と10がコンテンツのコピー防止用にライセンス情報を自動で取得するDRM技術に関連したもの(1月17日の記事参照)。

 同社はユーザーに対し、Windows Media Player 9と10のアップデートがリリースされるまでの間、システム設定を変更した方がいいとも勧告している。

 MicrosoftのDRMライセンス取得プロセスにある抜け穴が、広告表示やPCへのアドウェアのインストール、ウイルスの拡散に利用できてしまうことは、セキュリティ専門家も確認している。

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