ニュース
オプトウエアなど6社が「HVDアライアンス」設立
オプトウエアなど6社は2月3日、HVD(Holographic Versatile Disc)の標準化と商品化促進のため、「HVDアライアンス」を設立すると発表した。
オプトウエアなど6社は2月3日、HVD(Holographic Versatile Disc)の標準化と商品化促進のため、「HVDアライアンス」を設立すると発表した。
参加企業は、オプトウエア、CMCマグネティックス、東亞合成、日本ペイント、パルステック工業、富士写真フイルムの6社。今春の正式発足に向け、会員規約の制定、組織体制の整備等活動に向けての準備を進めるという。
HVDは、オプトウエアの独自技術「コリニア方式」を用いて、最大1Tバイトの記憶容量と1Gbpsの転送速度を実現する反射型ホログラム光ディスクだ。まず、容量200Gバイトの「記録用HVDカートリッジ」、100Gバイトの「読み取り専用HVD」、30Gバイトの「HVC」、「読み取り専用HVD用ケース」という4項目について、3月からEcmaインターナショナルで標準化に向けた技術的検討が始まる予定。2006年末までに検討を行い、世界標準化に向けてISO(国際標準化機構)へ提案するという。
関連記事
- 日本発“ホログラムディスク”国際標準化へ――オプトウエアが説明会
“12センチ径でテラバイト”を実現する次世代大容量光ディスク技術「ホログラム」、その国際標準化で、国産ベンチャー・オプトウエアの独自ホログラム技術が採用された。標準化動向やホログラムの将来性について同社が語った。 - 200Gバイトのホログラムディスク、来年にも標準化申請へ
オプトウエアが開発する「コリニアテクノロジ」を採用したホログラムデータ記録ディスクの標準化について、検討を行う技術委員会がEcmaに設立された。早ければ来年にもISOへの標準化申請が行われる見込み - オプトウエア、ホログラム光ディスクの動画記録・再生に成功
オプトウエアは、独自技術「コリニア方式」を用い、反射型ホログラム光ディスクに動画を記録・再生することに成功した。ホログラム記録技術は、現行のDVDなどと同じ12センチ径のディスクで、1Tバイトの記憶容量と1Gbpsの転送速度を実現するというもの。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.