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リオ、SUシリーズの後継「Rio Unite 130」を発表(1/2 ページ)

リオ・ジャパンは、「Rio SUシリーズ」の後継となるオーディオ・プレーヤー「Rio Unite 130」シリーズを発表した。3月下旬から直販サイトおよび店頭で販売する。あわせて、5GバイトHDD内蔵の「Rio Carbon」にブラックとパールホワイトのカラバリも。

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 リオ・ジャパンは3月2日、フラッシュメモリ搭載のデジタル・オーディオ・プレーヤー「Rio Unite 130」(リオ・ユナイト)シリーズを発表した。3月下旬から直販サイトおよび店頭で販売する予定だ。価格は256Mバイトメモリ搭載モデルの1万5800円から。あわせて、5GバイトHDD内蔵の「Rio Carbon」にブラックとパールホワイトのカラーバリエーションモデルを設定した。

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Rio Unite 130」(リオ・ユナイト)色はネイビーと付属のイヤホン
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Rio Unite 130は、シルバー、オレンジ、レッド、ネイビー、スカイブルーの5色展開。シルバーのみ2Gバイトの大容量ストレージ搭載モデルをラインアップした。2Gバイトモデルなら、32時間/約480曲を保存可能だ(128kbps、1曲4分とした場合)
メモリ容量 256Mバイト 512Mバイト 1Gバイト 2Gバイト
直販価格 1万5800円 1万9800円 2万7800円 3万7800円
カラー シルバー、オレンジ、レッド、ネイビー、スカイブルー☆3☆ シルバー
店頭価格はオープンプライス

 「Rio Unite 130」は、「Rio SU35」の後継となるフラッシュメモリ内蔵型ポータブルオーディオプレーヤー。本体背面にスライド式の薄型USBコネクタを搭載することで、厚さ18ミリを実現した。

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背面にあるボタンを押しながらスライドさせる仕組み

 ディーアンドエムホールディングス、リオ・ジャパン事業部の矢野間也寸志ゼネラルマネジャーは、「フラッシュメモリ型は、小さくて軽く、起動が早いなどのメリットがあるが、容量の都合でPCの中にあるデータを頻繁に入れ替える使い方がメインになる」とUSBコネクタ搭載の意味を改めて強調。その上で、「USBコネクタ搭載型としてはクラス最小サイズだ」と胸を張った。

 そのUSB端子は、USB1.1/2.0をサポート。対応OSは、Windows 98SE/Me/2000/XP、Mac OS X10.1以上、Linux(kernel version 2.2以上)。ストレージクラス対応のため、特別なソフトウェアなしでパソコンから認識し、ドラッグ&ドロップでファイル転送を行える。

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有機ELディスプレイを搭載

 Rioファミリーでは初の有機ELディスプレイも特徴の一つだ。黄色と青色の2色を表示可能で、「視認性の向上と省電力化に一役かった」という。日本語IDタグv.1.0/2.0の表示に対応するほか、テキストファイルの表示もサポート。メニューは、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体/繁体)を選択できる。

 再生可能な音楽フォーマットは、MP3(16k-320kbps)WMA(32k-192kbps)、Ogg Vorbis(96k-320kbps)、そしてASF、WAVの5種類。また、マイクロソフトのDRM(デジタル著作権管理)技術にも対応し、各社が提供している音楽配信サービスで購入した楽曲を楽しむこともできる。

 MP3のダイレクトエンコーディング機能も利用できる。内蔵マイクによるボイスレコーディングのほか、内蔵FMチューナーやライン入力の録音にも対応。FMはタイマー録音も可能だ。録音時間は、256Mバイトモデルで約9時間、2Gバイトモデルでは約72時間となる。

 このほか、5種類のプリセットイコライザ、3種類のスクリーンセーバー、2種類のゲーム(バイオリズム、ブラックジャック)、カラオケ機能なども搭載した。ユニークなのは、コンシューマーIrの赤外線ポートを装備している点だ。各社のテレビやデノン製ミニコンポなどをサポートする予定で、設定ファイルを同社のWebサイトからダウンロードすれば使えるようになる。

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側面の操作部

 電源はリチウムポリマー充電池で、連続27時間以上の再生が可能だ。ACアダプタも同梱しており、急速充電時は3時間で充電が完了する。もちろん、USB充電にも対応している。

 本体サイズは26(幅)×70(高さ)×18(厚さ)ミリ。重量は約40グラム。製品パッケージには、ステレオイヤホン、USB延長ケーブル、ライン入力ケーブル、ネックストラップ、ACアダプタなどが付属する。

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「SUシリーズ」にはネックレスタイプが付属していたが、今回から革製の「ネックストラップ」に変更された

長時間使用のユーザーに「Rio LIVE gear」

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