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“挑戦的”な液晶テレビ「FTV-201」に挑むレビュー(1/3 ページ)

“使いこなせばお買い得”――そんな「挑戦者」ブランドから、20インチの液晶テレビが登場した。もちろんPCディスプレイではなく、れっきとしたテレビなのだが、PCユーザーの利用シーンにマッチしたスペックと価格が魅力だ。

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 “使いこなせばお買い得”――そんな、ちょっと変わったPCパーツを販売している「挑戦者」ブランドから、20インチの液晶テレビ「FTV-201」が登場した。もちろんPCディスプレイではなく、れっきとしたテレビなのだが、PCユーザーの利用シーンにもマッチしたスペックと価格が魅力だ。

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挑戦者ブランドの3周年記念モデル「FTV-201」

 「挑戦者」といえば、初期不良以外のサポートは“なし”という潔さで、低価格&通好みのPCパーツを販売しているブランドだ。怪しいパーツを扱うことにかけては、「玄人指向」とともに“双璧”をなす。しかし、家電のFTV-201は、当然ながら完成品(実は、現物が届くまで少し不安だった……)。これなら、PCパーツのように相性問題なども発生しないし、また今回はマーケティングリサーチを兼ねる例外的な位置付けのため、一般の家電製品と同様の1年間保証が付く。まずは安心していい。

 さて、箱から出てきた液晶テレビは、そんなに挑戦的ではなかった。デザインとしては、PCディスプレイではなく、あきらかにテレビ。最近は20インチで大型とはいわないだろうが、プライベートルームはもちろん、家族が集まって視聴するのにも十分耐えうる画面サイズだ。ただ、メーカー名などの情報がどこにも表示されていないあたりが“挑戦者”っぽい。

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床置きを考慮してか、上方向にスイングする

 スペックをおさらいしておくと、液晶パネルは4対3の20.1V型。500対1のハイコントラスト、16ミリ秒の応答速度、450カンデラの液晶パネルを採用しており、視野角も上下120度、左右160度と広い。スペック的に見ても、間違いなくPCディスプレイではなく、液晶テレビだ。

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ノートPCのセカンダリディスプレイとして利用してみた。ちなみにノートPCのディスプレイは14.1インチで、ノングレアコートされたタイプ。サイズや発色の違いが分かるだろう。

 液晶画面は、光沢のある、いわゆる“ツルツル液晶”。画面下部にステレオスピーカーを配置し、本体に8つの操作ボタンを備えている。各種の設定操作も、とくにやりにくさを感じる部分はない。シルバーを基調としたデザインも、リビングルームなどに違和感なくとけ込むだろう。

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操作ボタンは目立たない位置に目立たないデザインで配置。操作性も悪くない

AC電源は内蔵、使い勝手の良い側面コネクタ群

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