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東芝、片岡氏に聞く――「RD-H1」登場の経緯と戦略:インタビュー(4/4 ページ)
“HDD+DVD”のハイブリッドレコーダーが主流になった現在、あえてHDDレコーダーとして登場した東芝「RD-H1」。今なぜ、HDDレコーダーなのか? 東芝デジタルAV事業部DAV商品企画部の片岡秀夫参事に話を聞いた。もちろん、あのことも……。
「まず開発コードについてですが、開発中の製品は、社内では型番でなく、開発コードで呼んでいます。型番は、開発中にモデルの追加などがあると、変更されてしまうこともありますから。それにXS43とXS34とか、紛らわしいじゃないですか。だから開発中は製品にユニークな名前を付けていないと、色々不便なんですね。
実は、最初RDシリーズの開発コードはスパゲッティの名前だったんですが、スペルとかが分かりにくくて……分かりやすくて、かっこよくて、強そうな名前にしようと。
“ストライク”や“フリーダム”は一般名詞でしょう。意味もあるし、響きもいい。現在開発中の製品には、“アーク”“イージス”がありますが、これもちゃんと単語として意味があります。後は、まあ。開発にも好きな人がいたということです」(笑)。
――RD-H1、実験的な意味も大きそうな製品ですが、プロダクトは続いていくのでしょうか?
「RD-H1のプロダクトは、今後も継続していきます。“H1”の“1”は、2、3があるという宣言だと思ってください」。
――ありがとうございました。
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