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普通の電話としても使える「Skypeフォン」:CeBIT 2005
Skypeといえば、無料電話が可能なP2Pソフトとして有名だ。そのSkypeクライアントを内蔵したハードウェア製品が展示されていた。
Skypeといえば、無料電話が可能なP2Pソフトとして有名だ。そのSkypeクライアントを内蔵した「電話」――ハードウェア製品もリリースされている。独ハノーバーで開催されている「CeBIT 2005」の独Siemensブースでは、実際の利用イメージを確認できた。
Skypeフォンの使い方は簡単。まずSkypeをインストールしたPCをネットワーク接続し、そこにUSBアダプタを接続する。このアダプタとSkypeフォンが通信を行ない、無料電話が可能になる。
Skypeフォン〜アダプタ間の通信方式は、欧州のデジタル・コードレス規格である「DECT」。日本でいうと、PHSで親機と子機が通信しているイメージだ。Skypeフォンは、電話番号をダイヤルすれば普通の電話としても使えるが、VoIPを行う場合はこのアダプタに向けて発信する。
SkypeフォンにPCと同様のアドレス帳画面が現れたら、あとは好きな相手を選んで電話すればいい。インターネットを介したVoIPだから、通話利用金はかからない。独市場では、このサービスが2004年12月から開始されているという。
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