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デジカメの弱点を克服――新発想の画像編集ソフト「イメージアシスタント」(2/4 ページ)
もっと広い範囲を写したい、ノイズをきれいに除去したい、明部から暗部までを美しく再現したい。そんな願いを叶えてくれる新発想の画像編集ツール――エー・アイ・ソフト「イメージアシスタント」シリーズを使ってみた。写真にこだわるにデジカメユーザーのツボを押さえたソフトだ。
「超広角写真合成」では、いくつかの設定項目があるが、とりあえず「プレビュー」ボタンを押してみる。すると自動的に合成がスタートし、約12秒で画面右に合成結果のプレビューが表示された。「全画面表示」を押して拡大表示もできる
完成画像は以下の通り、多少のずれはあるものの、三脚なしの素材としては上出来だろう。合成完了までの時間は約27分(Athlon XP 2200+、メモリ1GバイトのPCを使用)。高解像度のデジカメを使ったせいもあり、処理にやや時間を要したが、低解像度データの場合はもう少し速くなる。また「詳細設定」から、入出力の画像サイズに制限を加えることも可能だ。
デフォルトの設定のままで出力した完成写真。つなぎめがほとんど分らないように美しく合成できている。実際の超広角レンズで撮影した写真と比較してみたが、35mm換算で18mm程度の焦点距離のレンズに相当する範囲が写っている
ほかの写真でも試してみた。「超広角写真合成」は超広角の写真だけでなく、横一列や縦一列のパノラマ写真にも対応する。以下の7枚の写真をつなぎあわせたパノラマ写真の場合は、撮影時の写真と写真の重ね合わせが十分ではなかっため、完全には識別できないというダイアログが表示された。だが、その場合は合成のポイントを手動で設定できる。
ノイズをきれいに除去したい――Vol.2「ノイズ除去」
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