ニュース
デジオン、相互接続検証ラボをスタート
デジオンは、市販のホームネットワーク機器をメーカー問わずで集めたラボの運用を4月1日から開始する。ここへ開発中のホームネットワーク機器を持ち込めば、より手軽に他社製品との接続性を検証できる。利用料金は1日30万円。
デジオンは、同社が以前に発表した「デジオン 相互接続検証ラボ」を同社福岡オフィスに開設、4月1日より運用を開始する。
この施設はUPnPやUPnP AV、DLNAといったホームネットワーク関連規格に対応した製品の相互接続性を検証するためのもの。市販のホームネットワーク機器が常設されており、関連機器の開発を進めるメーカーはこの施設に開発中の製品を持ち込むことによって、より低コストで他社製品との接続性を検証できるようになる。
他社製品との相互接続検証を行う際、これまでは業界団体が主催する相互接続検証イベント(プラグフェスト)を利用するか、実際に機材を購入するかであり、手軽に検証できるとは言い難かった。「この施設は、相互接続検証の機会を常時かつ低コストで提供することにより、マルチメディア・ホームネットワーク機器の普及を推進するもの」(同社)。
施設の利用料金は1日30万円。平日の10時から18時まで利用できる。4月1日の開設時には13台のホームネットワーク機器が用意されるが、今後も追加されていく予定となっている。
関連記事
- デジオン、DiXiM相互接続検証ラボ(仮称)を開設
- 「仮想敵」と、今そこにあるホームネットワークの現実
デジオンのDiXiMを手軽に導入できる「スターター・パック」が発売になった。筆者も早速入手したので、今回はそれをサカナに、“ホームネットワーク”の現状と可能性を考えてみよう。普及のキーワードは「仮想敵」である。 - DLNAで一躍脚光を浴びる「DiXiM」とは何か
家電・PC・モバイル機器の相互接続性を実現するため、標準化活動を推し進めるDLNA。Intelや松下、ソニーなど各業界をリードする企業が参加している同団体で今、福岡のソフトベンダーが開発した「DiXiM」が注目を集めている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.