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米VOD大手のCinemaNowが日本参入、米MSも出資
米国で早くから映画のネット配信を手掛けてきたCinemaNowが日本法人を設立、サービスを開始した。日本法人には米本社とトランスコスモス、米MSが出資。
米国のVODサービス会社CinemaNowとトランスコスモスはこのほど日本法人「CinemaNow Japan」を設立し、国内でVODネット配信を始めた。米CinemaNowには米Microsoftが資本参加しており、日本法人にもMicrosoftが出資した。
米CinemaNowは早くから映画のネット配信に取り組む米国VODの大手。コンテンツ供給で20th Century Foxなど大手を含む200社以上と提携し、映画やTV番組など6500本以上をダウンロードとストリーミングの両方で配信している。MSのほか、Cisco Systemsも資本参加している。
日本法人は1月に都内に設立し、資本金は3億2500万円は米本社とトランスコスモス、米MSが出資。社長には日本SGIでデジタルコンテンツ配信関連の営業とマーケティングを手掛けた冨井俊行氏が就任した。
サービス開始当初は、米国映画など170タイトルをラインアップした。月額980円で無制限に視聴できる。
今後、家電メーカーやポータルサイトらと連携してユーザーを拡大していく計画だ。
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