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第21回 遊園地と子どもと笑顔の関係今日から始めるデジカメ撮影術(2/2 ページ)

子どもと一緒に遊園地へ行ったらもう写真を撮りまくるのが常だけれど、ちょっと気をつけるだけで遊園地らしい写真になる。今回は「ほのぼの家族でおでかけ写真」というコンセプトでいってみよう。

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観覧車/ローラーコースター/スカイサイクル編

 観覧車もメリーゴーランドと同様。観覧車の中はいくら窓が大きくても外に比べるとちょっと暗い。

 だからといって露出補正をかけると外の風景がきれいに撮れない。せっかくの観覧車だから、風景も一緒に撮りたい。

 そこでストロボを焚くのだ。


ストロボを焚くと、風景もきれいに撮れる

 観覧車の中では日差しが入っているときに撮るか、もしくはストロボを焚くことによって、中も外も綺麗に撮れるのだ。

 続いてはコースター。遊園地に行ったらとりあえずコースターには乗りたいもの。しかし子どもと一緒に乗って中から撮るのは危険だし、お薦めできない。というか遊園地側も止めて欲しいはず。

 そこで外から撮ろう。3倍ズームデジカメでも一番撮りやすい場所(つまり近寄れる場所)を探して撮れば大丈夫。望遠側にして待ちかまえて撮ろう。

 でも失敗するとこんなことになる。


逆光になって暗く写った上に、柱が顔にかぶってしまった

 動いているものを一発で撮るのは結構難しいのだ。そもそも下から見上げている上に背景は空、となると晴天じゃなくても逆光状態になって暗く写ってしまうのだ。

 そこで、プラスの露出補正をかけ、連写モードで連写するべし。

 連写しておけば後で一番いいタイミングで撮れたものをピックアップできる。相手の動きが速いときは積極的に連写モードを使おう。

 なお、こういう動きがあるアトラクションは動画モードで撮っても楽しい。


動画はこちら(AVI形式 5.6Mバイト)

 動画で撮るときは、どの位置からどの位置までを撮るか最初に決めておくといい。

 最後はスカイサイクル。


1枚目

2枚目

 1枚目はコースのすぐ脇に休憩所があったのでそこから撮影。高いところを走るスカイサイクルをさらに上から狙ってみたのだ。2枚目は1つ前のスカイサイクルに乗って前方から撮ってみた。どこから撮るかは重要なのだ。

 いろいろ紹介したが、一番大切なのは自然な笑顔を撮ること。カメラ目線の記念写真もいいけれども、遊園地で楽しんでいる自然な姿を何気なく撮った写真も残しておきたい。

 もうひとつはいい写真を撮るために撮影場所をあれこれ考えることだ。

モデル:岡本彩花


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