ウワサの“快眠ホテル”を見てきました(1/3 ページ)
東京・汐留のホテル「ロイヤルパーク汐留タワー」は、5月中旬からユニークな宿泊プランを販売する。客室の1つを改装し、松下電工の「エミットスイミンシステム」を導入。宿泊客に良質な眠りを提供する“快眠宿泊プラン”を発売するという。もちろん世界初の試みだ。
「エミットスイミンシステム」といえば、電動リクライニング式ベッドや空調、調光システムなどをコントローラが一括制御し、入眠から起床まで快適な環境を保つというもの。同じ汐留街区にある松下電工の「suimin'ROOM」では、専門アドバイザー「快眠コンシェルジュ」の指導のもと、同システムを体験できる。もちろんショウルームで朝まで寝ることはできないが、ホテルなら可能だ。さっそく、専用客室「快眠ルーム」を見てきた。
客室まるごと“良質な眠り”のため
「快眠ルーム」は31階にあった。もともとツインルームだった部屋を2週間かけて改装したもので、シングルルームとしては広めの30平方メートルという広さがある。バス・トイレはもちろん、パソコン付きのワーキングデスクやインターネット接続環境も完備している。
テーマが“森林浴”という内装は、自然素材を多用したもの。たとえば壁面はすべて珪藻土だ。珪藻土といえば、空気中の湿度を自然に調整する特徴を持ち、また不燃性材料としても再評価されつつある伝統的な素材。さらに“糸引き”という手法を用い、壁面に光が当たると適度な陰影を作り出すように凹凸を付けた。
意外に感じるのは、ワーキングデスクの反対側にある“後付け”の壁だ。普通の客室なら、なるべく室内を広く見せようとして壁などは作らないもの。しかし、松下電工電器R&Dセンター副参事の塀内隆博氏は、「ベッドから出入り口が見えると人は不安を覚える。あえて壁を作り、寝室に独立性を持たせた」と説明する。快眠ルームでは、あくまで寝ることが最優先なのだ。
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