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第22回 ペットと個性の関係今日から始めるデジカメ撮影術(2/2 ページ)

前回のペット撮影術では動物の目線で撮ろう、手ブレに気をつけようという技術以前の話だったが、今回はもうちょっと細かい技術編。自分のペットの個性を引き出す、上手な写真の撮り方をお伝えしよう。

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広角と望遠、近寄ったり離れたりしてみよう

 動物を怖がらせずにめいっぱい近寄って撮れるのは飼い主の特権。マクロモードを使って思い切り近寄って撮ってみよう。特に顔のアップは広角側で近寄るのと望遠側で近寄るのとでは同じ顔でもこんなに違う。


広角側のマクロ

望遠側

 広角側で近寄ると遠近感が強調されて、コミカルな顔になる。もっと広角なレンズをつけたカメラで撮れば、一時期はやった犬の顔を魚眼レンズで撮る「はなデカ」っぽくなる。逆に望遠で撮ると立体感がなくなる。


広角レンズで撮ったウサギ。耳はほとんど見えません

超望遠で撮った犬の顔。もともとが長い顔なのでこうすると立体感が薄まって逆にコミカルになる

同じ犬の横顔。本当はこういう立体的な顔

二匹並んでのアップ。愛にあふれた感じ

指先のアップ。ピンクの肉球

 マクロ撮影ならではの効果も狙ってみよう。

一番重要なのはペットの個性

 そして一番重要なのは、そのペットの個性が出ている写真を撮ることだ。今回の話でも、白いペットはその白さを、黒いペットはその黒さを強調した写真を撮ろうってことだし、さらに仕草やポーズや遊び場所にも個性がある。それもどんな飼い主がどんなところで飼っているかで変わってくるので、うまく捉えれば、自分だけのペット写真が撮れるはずだ。


テレビの上から、サッカー中継にちょっかいを出す猫。緑色に反応した?

洗面所にて蛇口から出る水を飲む猫とそれを興味深く見つめる子猫。露出補正もかけず室内っぽい雰囲気で

パソコンの上でマウスを枕に寝る猫。温かくて寝心地がいいらしい
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