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ビクター、ヘッドフォン一体型など「満を持した」メモリプレーヤー(1/2 ページ)

日本ビクターはデジタルオーディオプレーヤー「XAシリーズ」を発売する。「満を持して投入する」という製品で、耳かけタイプの「XA-AL55」とスクウェアタイプの「XA-MP101」が用意される。

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 日本ビクターはデジタルオーディオプレーヤー「XAシリーズ」を発表、6月上旬より順次販売する。耳かけタイプの「XA-AL55」(256Mバイト)とスクウェアフォルムの「XA-MP101」(512Mバイト/1Gバイト)が用意され、価格はいずれもオープン。実売想定価格はXA-AL55が1万8000円、XA-MP101 512Mバイト版が2万円、1Gバイト版が2万7000円。

耳かけヘッドフォン型の「XA-AL55」

 XA-AL55は耳かけタイプのアームレスヘッドフォンに、フラッシュメモリタイプのオーディオプレーヤー機能を内蔵した製品。ヘッドフォン部分には高磁力ネオジウムマグネットユニットを搭載した30ミリの大口径スピーカーユニットが使用されているほか、18ビットΣΔ(シグマデルタ)D/Aコンバーターも搭載されており、音質に対してこだわりを見せている。

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XA-AL55
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装着例

 サイズは45(幅)×52(高さ)×26(奥行き)、約57グラム。電源には単四型アルカリ乾電池を使用し、最長で約20時間の連続再生が行える。右ハウジングに再生/停止などの操作ボタン類、左ハウジングには電池ボックスが配置される。ボタン操作を音声で知らせる音声ガイドを搭載しており、“耳かけ”という形状に起因する操作のしくにさを解消している。

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操作インタフェースは右ハウジングに集められている

 対応するファイルフォーマットはMP3とWMAで、Windows DRMにも対応する。音響効果としては4つのプリセットイコライザに加えて、輪郭のはっきりしたサラウンド効果を与えるSRS WOWと低音強調のSRS TruBassを備える。SRS WOWについては同社独自のカスタマイズが施されている。

 曲の管理や転送を行うライブラリソフトは用意されておらず、転送についてはドラッグ&ドロップもしくはWindows Media Playerから行うことになる。本体カラーはブラック/ホワイト/シルバー/メタリックレッドの4色展開となっている。オプションとして、本体にかぶせる形で装着するスポーツアダプター「AA-AL55J」も用意される。

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オプションのスポーツアダプター「AA-AL55J」

 製品の企画意図について同社では、「アームレスタイプのヘッドフォンは既に320万台を出荷しており、屋外での利用にはアームレスタイプが支持されていると考えている」とコメント。512Mバイト版や1Gバイト版を用意しなかったことについては、「外に持ち出して聴く曲はそう多くないという調査結果もあり、当面は256Mバイトで問題ないだろうと判断した」と述べている。

スクウェアフォルムの「XA-MP101/51」

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