「インテリア ライフスタイル」で見つけたデザイン家電たち（2/2 ページ）

東京国際展示場（東京ビッグサイト）で国際的なインテリア見本市「インテリア ライフスタイル」が開幕した。今年は24の国と地域から455社が参加し、世界中のインテリア製品が集まった。もちろん家電も。

[芹澤隆徳，ITmedia]

カラフルな「ergorapido」（エルゴラピード）。欧州で販売中の5色をすべて並べていた

　スウェーデンのElectroluxは、「オブジェのようなクリーナー」と題してスティックタイプの新型掃除機「ergorapido」を参考出展している。スリムな外観ながらサイクロン式で、しかも“2WAY対応”。スティックの中央にある本体を外せば、ハンディタイプのクリーナーとして利用できる。

クリーナー本体が外れてハンディクリーナーになる。このときの重量は1.1キロ

　もちろんコードレスのため、バッテリーを内蔵している。充電時間は約12〜16時間とちょっと長めだが、フル充電で約15〜20分の連続使用が可能になる。

　発売時期は決まっていないが、価格は2万1000円になる見込みだ。なお、欧州では5色展開しているが、日本では「シルキーレッド」と、もう1色の2色構成とする予定。残りの1色は「来場者アンケートで決める」という話なので、欲しい色がある人は同社ブースへどうぞ。

“竹”も注目

　「amadana」ブランドのデザイン家電を展開するリアル・フリートは、昨年に続いて2度目の出展だ。先日、発表した7製品を含む、計20アイテムを出品した。リアル・フリートは世界進出を目指して4月の「ミラノ サローネ」にも出展しており、今回の展示はそれを再現したものだという。

発表したばかりのキッチン家電

縦型オーブントースターの「TT-111」。取っ手には、職人の手で一つずつ削り出したウォルナットを使用している

　シンプルなデザインの中に竹や天然木をアクセントに使った“カデン”はなかなかの人気者。とくに新製品のキッチン家電には、常に人だかりができていた。