NHJ、機能を絞り込んだカラフルなコンパクトプレーヤー

エヌエイチジェイはMP3プレーヤー「v@mp c@ndi series」を発売する。小型軽量かつカラフルなボディには機能を絞り込んで搭載し、低価格も実現している。Windows DRM対応で、512Mバイト版の実売想定価格は9980円。

[ITmedia]

　エヌエイチジェイは6月24日、フラッシュメモリプレーヤー「v@mp c@ndi series」を発表した。7月中旬より販売の予定で256Mバイト／512Mバイト／1Gバイトの各容量が用意される。価格はオープンだが、実売価格は6980円／9980円／1万4800円の見込み。

v@mp c@ndi series

　新製品は42(縦)×27.2(横)×15.0(幅)ミリ、17グラムという小型軽量なプレーヤー。液晶ディスプレイは搭載しておらず、状態は上部に搭載するLEDの点滅で確認する。また、FMラジオやボイスレコーディングなども搭載しておらず、再生だけに機能を絞り込んだ（USBフラッシュメモリとしては使用可能）。

側面には各種の操作ボタン、上部には状態確認用のLEDが設けられる

　カラーバリエーションが豊富な点も特徴のひとつで、256Mバイト版にはブルー／メタリックレッド／メタリックグレー、512Mバイト版にはピアノホワイト／ワインレッド、1Gバイト版にはピアノブラックの各色が用意される。

256Mバイトにはメタリックグレー／メタリックレッド／ブルーの3色が用意される

　再生可能なファイル形式はMP3とWMAで、Windows DRMにも対応する。電源には内蔵リチウムポリマー充電池を利用し、最大で約5時間の再生が行える。Windows DRMに対応していることから、音楽ファイルをプリインストールした形での販売も計画されている。

　また、ファッション性の高いイメージの浸透を狙ったブランド戦略を展開していくため、本製品および同社デジタルAV製品のイメージキャラクターとしてダンスグループ「Bugs Under Groove」を起用することも同時に発表された。