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海外AVメーカーの“騒音消去”を試す――BOSE&Philipsレビュー:ノイズキャンセリングヘッドフォン特集(1/3 ページ)

国内AV機器メーカー、PC周辺機器メーカーと続いたノイズキャンセリング機能付きヘッドフォンのミニ特集。今回は海外AV機器メーカーであるBOSEとPhilipsの製品を取り上げてみる。

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 ちょっと間が空いてしまったが、このレビュー特集では、国内AV機器メーカーであるソニーの「MDR-NC11A」「MDR-NC50」、PC周辺機器メーカーであるクリエイティブメディアの「HN-505」と、ノイズキャンセリング機能つきヘッドフォンを紹介してきた。今回は海外AV機器メーカーであるBOSEとPhilipsの製品を取り上げてみよう。

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高性能の騒音消去にはいくらでも出すユーザーに――BOSE「QuietComfort2」

 ノイズキャンセリング機能つきヘッドフォンに興味を持っている人であれば、BOSEの「QuietComfort2」は必ず目に止まる存在と言っていいだろう。実際、製品のクオリティは非常に高く、各所での評判も上々。ただ、4万1790円という価格ゆえ、(自分も含め)大多数の人にとっては、購入に踏み切るには多少の勢い(?)が必要かもしれない。

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高性能のノイズキャンセリング機能を搭載し、音質面でも優れているBOSEの「QuietComfort2」

 この「QuietComfort2」は密閉アクティブ型ヘッドフォンで、全体に「MDR-NC50」と製品構成が似通っている(というか、むしろ逆なのだが)。イヤーカップ部を90度回転させて、キャリングバッグへ収納できる点も同じだ。

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単四形乾電池は右側のイヤーカップへ収納。ちょっと向きがわかりにくいが、フタ側面のイラスト表示を参考にすればいい

 人により多少の違いはあるだろうが、イヤーパッドは耳をすっぽりと包み込む程度の大きさで、さらに、ちょうど耳に添うように、やや斜めに角度がつけられている。また、ヘッドバンドの頭に当たる部分は、柔らかい素材で包まれているので、装着感は非常に快適だ。頭を横から圧迫されているような感じもなく、むしろ、多少緩いかなという印象だ。

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