Live 8のポール+U2版サージャント・ペパーズ、iTMSで販売
過去最大規模のチャリティーイベント、「Live 8」のキックオフを飾った「サージャント・ペパーズ」が、Apple Computerの音楽販売サービスで販売開始された。
日本時間で7月2日22時にスタートした、アフリカ飢餓救済ライブイベント「Live 8」の最初の曲は、ポール・マッカートニーとU2のコラボレーションによる“Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band”だった。このナンバーは、iTunes Music Store(iTMS)でダウンロード開始された。収益はアフリカの未来のために寄付されるという。
iTMSのLive 8特設ページでは、Live 8 (Hyde Park, London) Singleとして99セントで販売されている。演奏後5時間以内でダウンロード可能になった。その後、フィナーレでポール・マッカートニーが歌った"The Long and Winding Road"も同じく99セントで販売開始された。iTMSではスマトラ津波被災者支援のためのチャリティーソング“Across the Universe”をダウンロード販売した実績がある。
ポール・マッカートニーはソロ、ビートルズの楽曲をiTMSを含むオンライン音楽サービスには提供していないが、iTMSでアフリカ支援のために曲を提供したことはある。
このコンサートはロンドン、フィラデルフィア、パリ、ベルリン、ローマ、ヨハネスブルク、モスクワ、幕張、トロントで同時開催。
ロンドンでのコンサートでは、ボブ・ゲルドフがMicrosoftのビル・ゲイツ氏を壇上に呼び、ともに「アフリカの人々を救う」運動への支援を訴えた。
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