ビクター、1.8インチHDD採用のHDDムービー「新・Everio」(2/2 ページ)
日本ビクターが、HDDビデオカメラ“Everio(エブリオ)”133万画素CCDの「GZ-MG40」「GZ-MG50」と212万画素CCDの「GZ-MG70」を発表。1.8インチHDDを内蔵して長時間録画に対応した。
133万画素の普及機「GZ-MG40」「GZ-MG50」
「GZ-MG40」(20Gバイト)「GZ-MG50」(30Gバイト)は、1/4.5インチ133万画素CCD搭載の普及型HDDムービー。有効画素数は動画69万画素、静止画100万画素。両機種の違いはHDDの容量のみで、その他のスペックや機能は同じ。静止画撮影は最大1152×864ピクセル。
光学15倍(動画:43.3〜649.5ミリ相当)という高倍率ズームは、F1.2〜F2.8という非常に明るいレンズを採用。最低照度15ルクスからの撮影が行なえる。デジタルズームと併用して最大200倍のズーム撮影も可能。
サイズは67(幅)×109(奥行き)×70(高さ)ミリで重さは約320グラム(撮影時は約380グラム)。液晶ディスプレイは2.5インチ(11.2万画素)。付属リチウムイオンバッテリー(BN-VF707)で最大約1時間の連続撮影が行える。
周囲の明るさをカメラが判断して自動点灯する「オートLEDライト」を搭載。16:9撮影が可能な「高精細16:9ワイドTVモード」、電源の切り忘れを防止する独自「クイックパワーオフ」機能、残りの撮影時間や充電容量を事前にチェックできる「データバッテリー」機能などを備えた。
30Gバイト・212万画素の「GZ-MG70」
「GZ-MG70」(30Gバイト)は、1/3.6インチ212万画素CCD搭載のHDDムービー。有効画素数は動画123万画素、静止画200万画素。最大1600×1200ピクセルの静止画撮影が可能。
光学10倍ズーム(動画:48.7〜487ミリ相当、F1.8〜F2.8)を搭載。最低照度は22ルクス。デジタルズームと併用して最大200倍のズーム撮影も可能。
サイズは71(幅)×109(奥行き)×70(高さ)ミリで重さは約390グラム(撮影時は約450グラム)。液晶ディスプレイは2.5インチ(11.2万画素)。付属リチウムイオンバッテリー(BN-VF707)で最大約50分の連続撮影が行える。
周囲の明るさをカメラが判断して自動発光させる「オートフラッシュ」を搭載。16:9撮影が可能な「高精細16:9ワイドTVモード」、電源の切り忘れを防止する独自「クイックパワーオフ」機能、残りの撮影時間や充電容量を事前にチェックできる「データバッテリー」機能などを備えた。
「HDDを使ったカムコーダを事業の軸として拡大していく方針。HDDのメリットは大容量メディアという面を活用したこれまでにない新しい提案ができること。そしてランダムアクセスによって使い勝手も非常にいい。従来のムービーは子育て層など限られたユーザーのものだったが、利便性が高まったHDDムービーはビジネスや普段のライフスタイルの中でもっと幅広く使われていくだろう」(同社AV&マルチメディアカンパニー カムコーダーカテゴリー長の中沢隆平氏)
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