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ロボットが大道芸――日立「EMIEW」が愛・地球博の待ち時間に
日立製作所のヒューマノイドロボット「EMIEW(エミュー)」が、愛・地球博の会場で路上パフォーマンスに挑戦。退屈な待ち時間が楽しいショータイムに。
日立製作所は7月14日、同社ヒューマノイドロボット「EMIEW(エミュー)」が路上パフォーマンスに挑戦する「クラウンとロボットの緑の移動サーカス団『Greener!』」を愛・地球博の会場内で開催すると発表した。
パフォーマンスショーが行われるのは、愛・地球博 日立グループ館の入館整理券配布待ちエリア。整理券の待ち時間に、「EMIEW」とクラウン(道化師)による路上パフォーマンスを楽しめるという。ショーの開催期間は8月6日(土)〜8月28日(日)までで、開催期間中の午後に2回の公演を行うという。
ショーは、クラウンがジャグリング(西洋お手玉)やクラウニング(道化師の基本的な動き)などを行いながら、「EMIEW」の持つ「高速かつ機敏な動き」「障害物の回避」「遠隔からも可能な音声認識」「人間に近い自然なかわいらしい声」「人間に近い自然な動きのできる腕」といった特徴を引き出していくという構成。
「EMIEW」は、人間の“仕事仲間”になることを目指して開発されたロボット。人に合わせて動けるよう、二足歩行ではなく、倒立二輪移動機構を採用している。
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日立製作所は、パートナーロボット「EMIEW」を「愛・地球博」に出展する。愛嬌のある顔と「セグウェイ」に似た二輪移動機構を装備。人と同じ空間で動くための機敏さとコミュニケーション能力を備えている。
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