乾電池式の超小型SDカードコピー機が参考出展
松下電器産業が開催したデジタルカメラLUMIX発表会で、手のひらサイズの超小型SDメモリーカードコピー機が参考出展。名刺サイズで電源は単三形電池1本。
松下電器産業が7月21日に開催したデジタルカメラ“LUMIX”「DMC-FZ30」「DMC-LX1」「DMC-FX9」発表会で、手のひらサイズの超小型SDメモリーカードコピー機が参考出展されていた。
名刺大サイズの本体にSDメモリーカードスロットを2スロット装備。左側のスロットにデジカメ画像が入っているオリジナルメディア、右スロットに受け手(コピー先)となるメディアをセットして、スライドスイッチを「カメラマーク」に合わせスタートボタンを押すだけでPCなどを使わず簡単に画像のコピーができるという。またスライドスイッチを「ALL」に合わせると、DCIMフォルダだけでなくメディア内にあるすべてのファイルをコピー可能だ。
「結婚式やその2次会などでデジカメで撮影した画像をみんなにすぐ配りたいとき、SDメモリーカードさえ持っていればPCレスで簡単にいくらでもコピーできる。また、ALLに合わせれば、パワーポイント資料など画像以外のファイルの配布も簡単にできる」(同社)
電源は単三形乾電池を1本使用。液晶ディスプレイなどは備えられていないが、緑と赤のLEDランプを1個ずつ装備し、電源ON時は緑LED点灯、電池残量が少なくなると赤LED点滅など、LEDの光で状態を知らせてくれる。
なお、SDメモリーカードの仕様に準じた製品なので、著作権保護されている音楽/映像ファイルなどはもちろんコピーできないとのこと。
発売時期や価格は未定とのことだが「そう遠くない時期に発表できると思う」(同社)
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