“コダックの本気”はプリンタとのセットで――V530＆プリンタードック：レビュー（6/6 ページ）

5メガ・光学3倍ズームをコンパクトボディに収めた「Kodak EasyShare V530Zoom」。一時国内市場から撤退したコダックだが、高級感ある仕上がりと、売れ筋スペックを載せてきたV530には、同社の本気が感じられる。

[小山安博，ITmedia]

V530の作例

ワイド端で撮影。やや樽型の収差が見られるが、解像感は高い。暗部はざらつくが、このクラスでは良好な方だろう

ワイド端。ハイコントラスト付近を除けば細部まで解像していて色ずれもない。わずかにフレアがあるが許容範囲だろう

こちらはテレ端。ホワイトバランスも露出もまずまず

ヴィヴィッドカラーで撮影。こってりした色乗りは魅力的

こちらはナチュラルカラー。色味としてはこちらの方が正確だ

シックカラー。色味は落ち着くが、緑の表現がやや物足りないか。風景撮影では、ヴィヴィッドとナチュラルを使い分けると良さそうだ

マクロモード、ヴィヴィッドカラーで撮影。ISO感度は80でノイズも少なく、ほどよい感じの色づかいもの好ましい

ISO800で撮影。画像サイズは180万画素で固定される。ノイズ量が増えるが、意外にノイズが抑えられているという印象。ただ、緊急避難用だろう

夜景モードで撮影。シャッタースピードは2秒で、ホワイトバランスは太陽光に固定された。シャープネスも少し強調されているようだ

こちらはマニュアルでシャッタースピードを3秒、ホワイトバランスを太陽光に設定した