デジタルチューナー内蔵のVHS一体型も登場――松下が新「DIGA」4機種を発表(3/3 ページ)
松下電器が「DIGA」シリーズの新製品を発表した。デジタル3波対応チューナーを搭載したVHS一体型モデルからDVD単体レコーダーまで、バラエティに富んだ4機種をラインアップ。10月1日から順次発売する。
「DMR-EH50」の後継となるスタンダードモデルが「DMR-EH53」だ。HDDはいずれも200GバイトでDVD-R DL対応の新ドライブを採用。ソフトウェアは「DMR-EH66」と共通で、「消去ナビ」、毎週予約の改善、番組追従機能の追加などが主な強化ポイントとなっている。
本体サイズは、430(幅)×350.5(奥行き)×63(高さ)ミリ。重量は約4.5キロ。映像入力(S端子、コンポジット)は3系統。出力は、D1/D2映像出力×1とS端子/コンポジット×2系統だ。このほか、光デジタル音声出力とDV入力(1系統)を備えている。
一方の「DMR-EH73」は、VHS一体型HDD&DVDレコーダー「DMR-EH70」の後継モデル。地上アナログチューナー×2とBSアナログチューナーを搭載し、HDD/DVD(いずれか)とVHSに2番組を同時に録画できる。ただし、BSアナログチューナーはHDD/DVD専用だ。
ソフトウェアはやはり「DMR-EH66」と共通。このほか、VHS一体型共通の「ワンタッチ6WAYダビング」ボタンを搭載し、S-VHSクオリティでHDD/DVDにダビングできる。
映像入力は3系統(S端子、コンポジット)。出力はD1/D2出力×1系統のほか、S端子/コンポジット出力×2系統を持っているが、このうち1系統はDVD専用となる。本体サイズは430(幅)×380(奥行き)×89(高さ)ミリ、重量は約7.1キロ。
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