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“真面目な作り”が魅力のシリーズ最上位機――IXY DIGITAL700レビュー(1/4 ページ)

IXY DIGITAL700は、背面液晶モニターを大型化するなど、従来機の実用性をさらに向上させ使いやすくしたモデルだ。今回はIXY DIGITALシリーズを知らない人でも分かるよう細かくチェックしてみた。

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 3月に発売されたばかりのIXY DIGITAL600が早くもモデルチェンジとなった。新しく登場したIXY DIGITAL700はマイナーチェンジとも言える変更だが、さらに完成度を高めたという仕上がりになっている。

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IXY DIGITAL700。本体前面はフラットに見えるが、微妙な曲面で構成されている

液晶モニターを大型化

 ボディサイズはXY DIGITAL600とほぼ同じだが、液晶モニターは2インチから2.5インチに大きくなった。視野角は1.5倍広くなったという。実際に見てみると多少角度を付けてみても平気で、特に左右からと上方向は確かによく見える。

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液晶モニターは2.5インチで大きくなった。ただし、IXY DIGITAL600の2インチモニターと液晶の画素数は同じ
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液晶は視野角が広がり、斜めから見ても見やすくなっている

 また、このIXY DIGITAL700から画像再生時にカメラを90度回転させると、画像もちゃんと上下が正しく閲覧できるようになった。縦位置撮影をすると、カメラ内のセンサーで縦位置撮影したことを画像に記録し、再生時に上下を正しく再生する。ただ、これだと横長の液晶モニターの中央に小さく縦長に再生されてしまうのだが、これはカメラを回転させることで液晶モニター全体で表示できる。ちなみに横位置撮影した画像をカメラを縦にして再生しても上下を正しく表示する(縦長のモニターに横長表示)。

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縦位置撮影した画像を再生したところ。上下は正しく再生できるが、画像が小さくなってしまう
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縦位置撮影した画像を再生時にカメラを縦にするとモニター全体で表示できる
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