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TI、DSPとソフト、開発ツールを統合したビデオソリューション「DaVinci」を発表

TIはDSPを含む統合プロセッサと開発ツールを統合したデジタルビデオ製品開発ツール「DaVinci」を発表した。

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 Texas Instruments(TI)は9月8日、DSPベースのデジタルビデオソリューションとしてDaVinciを投入すると発表した。

 DaVinciはDSPを含む統合プロセッサ、ソフトウェアと開発ツールを一体化したもので、独立系ハードウェアベンダーはこの開発ツールを使って短期間にデジタルビデオ関連製品を開発することが可能だとTIは述べている。

 同様の動きは既に携帯電話の世界で実現されており、TIはデジタルカメラ、セットトップボックスやPDA、車載システム、ビデオセキュリティにまでこのソリューションを広める構え。開発者はニーズに合わせてソフトウェアのメニューから選択していくことにより、開発期間を大幅に短縮できるという。MicrosoftのWindowsデジタルメディア事業部担当コーポレート副社長であるアミア・マジディメー氏はDaVinciを歓迎するコメントを出している。

 TIはDaVinciベースのプロセッサのサンプル版、ソフトウェア、開発ツールを2005年末までに発表する予定。

 「DaVinciは優れたデジタルシグナルプロセッシング技術であり、この市場を成長させデジタルビデオの新たな利用方法を増やし、既存の利用分野についてはさらに使いやすいものにするだろう」とTIの社長兼CEO、リッチ・テンプルトン氏は述べている。

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