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ソニー入魂の薄型テレビ「BRAVIA」を見てきた(2/2 ページ)

ソニーが発表した薄型テレビの新ブランド「BRAVIA」。注目はS-LCD製液晶パネル「ソニーパネル」を搭載したモデルだ。「人の感じる力を呼び覚ます」という同社入魂の薄型テレビを見てきた。

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スタイリッシュな「V」、人気モデルの予感漂う「S」

 会場には、Xシリーズと同時に発表されたVシリーズとSシリーズも展示されていた。基本的な仕様は両モデルとも共通しており、Vシリーズがデザイン重視モデル、Sシリーズが省スペース性重視モデルという位置づけだ。両モデルともソニーパネルの搭載はXシリーズと共通しているが、解像度が1366×768ピクセル(WXGA)となっている点が大きく異なる。

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Vシリーズの40V型モデル「KDL-40V1000」
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Sシリーズの40V型モデル「KDL-40S1000」

 「(BRAVIAの全モデルを)フルハイビジョン対応にしたいという気持ちはある。ただ、製造コストの問題もあり、年末向けモデルとしてはXシリーズのみの対応とした」(同社)と、現時点の全製品フルハイビジョン対応は現実的ではないという判断から、このようなラインアップになったようだ。

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上下左右の視野角178度はソニーパネルの特徴のひとつ。写真では確認しにくいが、確かにこれだけの横位置でもソニーパネル搭載製品は画面が確認できる

 シリーズ中で異彩を放っているのが、リアプロジェクションテレビの「Eシリーズ」。1280×720ピクセルのパネルを3枚使用する3LCD方式を採用しており、1080iおよび720pのハイビジョン信号をサポートする。

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プロジェクションテレビの「Eシリーズ」。50V型の「KDF-50E1000」(左)と42V型の「KDF-42E1000」
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KDF-42E1000の背面

 新設計の光学エンジンは輝度の向上を果たしたほか、既存製品(KDF-50/42HD900)と比べてエンジン自体のサイズが約40%小型化しており、本体下部がスリムになった。Eシリーズ自体も、正面から見た場合に細身に見えるようにデザインされており、リアプロ=大きいというイメージをぬぐい去ることに成功している。

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光学エンジンが小型化されたため、本体下部が非常にスッキリしている
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KDF-50E1000(右)と他社製47V型リアプロジェクションテレビ。並べてみるとKDF-50E1000の方がスリムに見える
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