意外と使える“ハイライト再生”――三菱「DVR-HE50W」:レビュー(1/6 ページ)
三菱電機の「楽レコ」に2番組同時録画対応の「DVR-HE50W」がくわわった。ボリューム層向けの多機能モデルでは貴重なGRTも搭載し、スポーツ番組のハイライトシーンのみを自動再生する機能を備えるなど、久々にトピックの多い製品だ。
三菱電機の「楽レコ」シリーズの新モデルとして登場した「DVR-HE50W」は250GバイトのHDDを内蔵したHDD+DVDビデオレコーダー。2つの地上波アナログチューナーとアナログBSチューナーを搭載し、アナログ地上波2番組、またはアナログ地上波+アナログBSの2番組同時録画を可能にしている。
内蔵するHDD容量からも想像できる通り、製品の位置付けはボリューム層向けの普及モデルだ。しかし、2つのアナログ地上波チューナーがともにゴーストリダクションに対応している点に注目したい。2番組同時録画でゴーストリダクションに対応しているのは、東芝「RD-X5」、ソニー「RDR-HX92W」などハイエンドもしくはそれに準じるモデルばかり。地上波アナログ放送をクリアに、そしてヘビーに録画したいという層には、貴重な選択肢がくわわったことになる。
DVDドライブはDVD-R/DVD-RWメディアへのダビングに対応。両メディアでCPRM対応しており、コピーワンス番組をHDDからDVD-VRフォーマットにムーブが可能だ。書き込み速度は、DVD-Rが最大8倍速、DVD-RWが最大6倍速。DVD-R DLメディアへのダビングには非対応で、DVD-RAMは再生のみ対応する(カートリッジには非対応)。
なお、姉妹製品として160GバイトHDDの「DVR-HE10W」もラインアップ。こちらはアナログBSチューナーとゴーストリダクションが省略されている。
意識せずに使える2番組同時録画
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