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シャープ、“ハイビジョンダブレコ”のHDDレコーダー新製品(2/2 ページ)

シャープは地上デジタルチューナーを2基搭載し、ハイビジョン放送の2番組同時録画に対応したHDDレコーダー「DV-ARW15」など新製品を発表した。電源オフ状態からでも約1秒で録画が開始できる「瞬速起動」などを備え、使い勝手も高めた。

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 2005年2月に発表された「DV-HRD300」や、2004年12月に発表されたBlu-rayレコーダー「BD-HD100」に搭載されている「メディアサークル」も備えている。メディアサークルはHDD/DVDそれぞれのメディアについて、録画中はオレンジ、再生時には青に点灯し、状態をグラフィカルにユーザーへ伝える。また、録画中の番組タイトルやHDDの容量警告などのメッセージが表示される「タイトルウィンドゥ」も備えた。

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DV-ARW15の「タイトルウィンドゥ」と「メディアサークル」

 リモコンもキー数を従来機の66から、使用頻度の高いキーを中心とすることで47にキー数を減らした「シンプルリモコン」に変更された。また、HDDを自動検索し、消去候補をお薦め順に表示する「おすすめ消去リスト」も新たに搭載した。この「おすすめ消去リスト」は、タイトル保護なし/視聴済み/データ量が多いの順に消去候補の番組をリストアップするもので、映像のみならずBSデジタルラジオの番組もその候補に含まれる。

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「おすすめ消去リスト」は写真のリスト表示のほか、サムネイル表示も可能
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新型の「シンプルリモコン」(左)と従来からのリモコン。リモコン自体のサイズも小型化されている

 DVDドライブはDVD-R/RW、DVD+R/RW、DVD-RAMに対応したスーパーマルチドライブ。CPRM対応DVD-RへのVRフォーマット録画も可能だが、DVD-R DLには対応していない。EPGは地上/BS/110度CDデジタルとアナログ放送の番組表をそれぞれ切り替えて表示する。アナログ放送のEPGにはGガイドを採用し、スポーツとドラマの自動延長機能も備えた。

 デジタルインタフェースも充実しており、D4端子のほか、i.Link×2系統とHDMI×1系統を備える。i.Linkを使用してD-VHSデッキへのダビング(ムーブ)が行えるほか、D-VHSデッキから本製品のHDDへ映像を移動、編集することができる。i.LinkはHVD端子を兼用しており、対応デジタルビデオカメラで撮影した映像を本製品で取り込み/編集できる。HDMIについては1125i/750pへのアップコンバートも可能となっている。

 DV-AR12/11はDV-ARW15/12から“ハイビジョンダブレコ”を省いた普及モデル。デザインはブラック/シルバーのツートンボディに変更されているが、BSデジタル/110度CSチューナー/地上デジタルの3波対応チューナーや「瞬速起動」、HDMI/i.Linkなどのデジタルインタフェースも搭載している(DV-AR11はHDMI非搭載)。HDD容量はDV-AR12が250Gバイト、DV-AR11が160Gバイト。

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DV-AR12

 主な仕様は以下の通り。

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