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「CEATEC JAPAN 2005」が開幕CEATEC JAPAN 2005(2/2 ページ)

映像・情報・通信の複合展示会「CEATEC JAPAN 2005」が千葉・幕張メッセで開幕。話題のSEDやワンセグ放送端末、フルHD対応の薄型テレビなどIT/電子分野における最先端技術・製品の展示が行われている。

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 ソニーブースでは、先日発表された薄型テレビ「BRAVIA」を中心にしたハイビジョン環境を中心にアピール。ソニーパネルを搭載した「X」「V」「S」、リアプロの「E」すべてのBRAVIAが展示されている。また、PlayStation 3にも搭載されるBlu-ray Disc関連の展示も行われており、“ハイビジョンハンディカム”HDR-HC1で録画したHD映像をVAIOで編集、BD-REに記録し、Blu-ray Discプレーヤーで再生するというデモも行われている。

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「BRAVIA」のブランド名を前面に出したソニーブース

 パイオニアブースでは、初公開となる50V型フルハイビジョン(1080i)対応プラズマディスプレイが展示されている。「2006年のサッカー ワールドカップドイツ大会の時期」(同社)を目標に商品化が進められる予定となっている。グループ企業にデバイスに強い東北パイオニアを傘下に持つことあり、Blu-ray/DVD±R/RWの記録が可能な光学ドライブも展示されている。

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パイオニアが参考展示している50V型フルハイビジョン対応プラズマディスプレイ

 松下電器産業ブースでは、BD-ROMの再生デモンストレーションを行っている。BD-ROM対応のBlu-rayプレーヤーとPC用のBD/DVDマルチドライブ2種を参考出展。22MbpsのHD映像(MPEG-2)をプラズマテレビに映し出していた。

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PCドライブは、5インチベイ用とスリムタイプがある。書き込み速度は、5インチベイ用がBD-R/REともに2倍速、スリムタイプは等倍速。実際にBD-ROMを再生するデモンストレーションは初めて
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BD-ROMプレーヤーは「DMR-E700BD」(左)とそっくり。もちろん試作機のためデザインは未定だ このうち、PC用ドライブ2製品は2005年度中にもOEM出荷を開始する予定。BD-ROMプレーヤーは「2006年中の製品化を目指す」という。

 そのほかCEATECではキーノートやセッションも多数用意。キーノートは12の講演が予定されており、東芝 取締役会長の岡村正氏やソニー 会長兼CEOのハワード・ストリンガー氏らが講演を行う。

 4日午前中の特別講演では、米インテル デジタルホーム事業本部 副社長兼本部長のドン・マクドナルド氏と、イーストマン・コダック 社長兼最高経営責任者のアントニオ・M・ペレス氏が登場した。

 詳細な会場リポートや各種講演の模様は、「CEATEC JAPAN 2005特集」内で順次記事を掲載していく。

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