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オシャレ+超小型、そして光学ズーム――キヤノン「IXY DIGITAL L3」レビュー(3/6 ページ)

オシャレ系デジカメIXY DIGITAL Lシリーズに待望の光学ズームモデル「IXY DIGITAL L3」が登場した。2.4倍のズームレンズを搭載した携帯電話並の小型ボディは持ちやすく、普段使いに最適だ。

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豊富な撮影機能と、ちょっとした「演出」

 撮影機能はIXY DIGITALなので豊富。


FUNC.ボタンを押すとこのメニューが表示される。撮影モードの変更のほか、露出補正、ISO感度、ホワイトバランス、色効果モードなどをセットする

 FUNCメニューの中にマクロモードのほか、キッズ&ペット、スノー、新緑/紅葉などのユニークなシーンモードがついている。

 2005年モデルから採用された「マイカラー機能」も搭載。マイカラー機能を使えば、カメラ内部でのデジタル処理によって、ポジフィルムカラーや特定の色を置き換えるなど凝った遊びもできる。

 従来のIXY DIGITALと比べて大きく変わったのは「演出」。

 FUNCメニューの表示が「ふわっ」と出てきたり、発光モードやセルフタイマーの表示が中央に大きく出てきて「すっ」と遠ざかる、再生時のコマ送りにトランジションエフェクトがかかるといった、ちょっとした演出がいいのだ。撮影時の情報にちょっとしたエフェクトがかかることで見逃すこともなくなるし、再生時のコマ送りの味気なさがなくなる。趣向としては悪くない。


 

再生時にもカメラを縦にするとそれを検知して自動的に90度回転させて表示する機能が付いた

 また、IXY DIGITALシリーズは縦横検知センサーをもっていて撮影時に縦横が判別できるが、これを再生時に応用し、カメラを縦に持っていればそれに合わせて90度回転させて表示してくれるようになった。

 ひとつひとつは派手な機能ではないが、使っていて前モデルより柔らかさを感じる。特に曲面を多用したIXY DIGITAL L3にはそれが合うのである。

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