オシャレ＋超小型、そして光学ズーム――キヤノン「IXY DIGITAL L3」：レビュー（5/6 ページ）

オシャレ系デジカメIXY DIGITAL Lシリーズに待望の光学ズームモデル「IXY DIGITAL L3」が登場した。2.4倍のズームレンズを搭載した携帯電話並の小型ボディは持ちやすく、普段使いに最適だ。

[荻窪圭，ITmedia]

作例

色効果モードオフでありながら、この原色系の鮮やかさやきれいな陰影がIXYシリーズの気持ちよさ。これは品川埠頭のコンテナ群をワイド端で撮影したもの。じゃっかん歪曲しているがこのサイズのデジカメとしては問題ない。1/200秒 F6.3 ISO50

こちらは色効果モードを「くっきりカラー」にして撮影した湾岸の風景。青空のわざとらしいほどの鮮やかさ・深さが分かる。くっきりカラーにするとコントラストが上がって陰影がはっきりし、色も鮮やかになる。1/320秒 F6.3

L3で搭載された光学ズームを使い、テレ端でくっきりカラーにして撮影。午後の日差しが当たって赤いクレーンの色がすごくきれいに出ている。クレーンの向こうに見えるのはお台場。1/640秒 F5.4

曇天下なのでコントラストは強くないが、野良猫を縦位置で撮影。通常モードでも30センチまで寄れるのでこういうカットは非常に撮りやすい。背景のぼけもきれいだし、猫の毛も適度にシャープできれいに撮れている。1/200秒 F3.2

マクロモードのテレ端で赤とんぼを撮影。テレ端で寄れるのはこういうときに非常にうれしい。くっきりカラーモード採用。1/500秒 F5.4 ISO 100

同じくマクロモードのテレ端で自転車のサドルに止まってた赤とんぼを。背景のサドルが白かったので+2/3の露出補正をかけて撮影した。1/125秒 F5.4

ラーメン屋で撮ったのだが、こういうカットを撮りたいときはワイド端で30センチという制限がちょっと辛くなる。店内は暗かったのでISO200に増感して撮影した。1/25秒 F3.2

テレ端でポートレートモードで撮影。肌色がやや赤みがかって健康的に撮れるのだが、肌を撮るならもうちょっと色が抑えめでもいいかも。ポートレートモード。1/400秒 F5.4