スイバル＋10倍ズームはデジカメの楽しさ――ニコン「COOLPIX S4」：レビュー（5/5 ページ）

ニコンの「COOLPIX S4」は、スイバルデザイン採用機としては約2年ぶりのデジカメ。レンズ部分が回転する機構と光学10倍ズームで、デジカメらしい自由な構図での撮影が可能だ。

[小山安博，ITmedia]

作例

ワイド端、オートで撮影。暗部のつぶれとノイズ、歪曲はあるが、素直な描写で、色味も見た目通り

上の写真の位置からズームしたテレ端での撮影。鉄塔と空との境界にパープルフリンジがやや出現しているが、このクラスとしては平均的な写りだろう

風景モードで撮影。天気が良くない状況だが、オートモードに比べて緑は鮮やかに表現されている

マクロ撮影。レンズ前4センチまで近寄れるが、AFポイントが表示されないので、なかなかどこにピントが合っているのか把握しづらい。逆光気味の条件だが、発色は鮮やか

これも条件の良くない状況での撮影だが、色収差もなく、まずまずの描写

夜景モードでの撮影。全般的にノイズは多めだ

こちらはテレ端での夜景撮影