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あゆも驚きのスリムボディ――松下の新SDプレーヤー(2/2 ページ)

松下電器産業は「D-Snap Audio」シリーズのSDオーディオプレーヤーとHDD内蔵ミニコンポの新製品を発表した。CMキャラクターを務める浜崎あゆみさんも「こんなに薄くていいのかな(笑)」と笑顔でコメント。

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 HDD内蔵ミニコンポ“D-Dock(ディー・ドック)”「SC-SX400」「SC-SX800」はそれぞれ40G/80GバイトのHDDを搭載し、CDからHDDへのリッピングや、HDD→SDメモリーカードへの書き出しが行える。

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80GバイトのHDDを搭載する「SC-SX800」最大で約4万曲の収納が可能

 CDからのリッピング形式はSD-Audio(AAC)で、最大8倍速でのリッピングが可能だ。アーティスト名/アルバム名/曲名については本体に約30万曲分のデータを保有しているほか、インターネット環境があればGracenoteのCDDBを利用してタイトル情報を取得することもできる。また、アナログ入力/FMラジオからの録音も可能で、それらのデータについてはリモコンを利用してタイトル情報を入力することもできる。

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背面にはEthernetのポート
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リモコンのキーを利用して、タイトル情報の編集も可能

 SDメモリーカードへのコピー時には、LP(長時間)、SP(標準)、XP(高音質)の3段階にモード(ビットレート)が変更可能で、ビットレートはそれぞれ64kbps、96kbps、128kbps。同時発表の「SV-SD7xx」「SV-SD3xx」はもちろん、miniSDアダプタを用いればSD-Audioに対応した携帯電話(FOMA P901iS)などでも音楽が楽しめる。

 本体の前面には7行表示可能な大型の液晶ディスプレイを搭載した。アーティスト/アルバムなどから好みの曲を選択するほか、お気に入りの曲をワンボタンで99曲まで登録できる「マイベスト」、新しい順に50曲を自動登録する「新曲」、再生回数の多い曲を30曲まで自動登録する「よく聴く曲」、テンポなどから録音した曲を7種類に分類する「印象選曲」などのプレイリスト作成機能も備えている。作成したプレイリストは本体で再生するほか、SDメモリーカードで転送して楽しむこともできる。

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液晶ディスプレイは漢字まじりの7行が表示できる
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液晶右にはCD→HDD、HDD→SDなどのボタンも用意されている

 リッピング(圧縮時)に失われた高音域を再生時に補完する「AACリ.マスター」や、低音部分を仮想再生する「H.BASS」などの高音質機能を備えるほか、2ウェイ2スピーカー形式のスピーカーユニットには、中高音域を拡散するディフューザーを搭載した。

 本体サイズは185(幅)×150(高さ)×268(奥行き)ミリ、約3.8キロ。スピーカーユニットのサイズは144(幅)×256(高さ)×239(奥行き)ミリ。

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新製品のPRテーマは「SDで、召し上がれ!」ということで、CMには浜崎さんがパティシエの衣装で登場
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「(春に発売したSV-SD90/100Vは)10%ほどのシェアを獲得することができたが、そこまでヒットすると思わなかった。年末には市場が100万〜150万台規模に成長すると考えているので、そこで20%のシェアを狙いたい」(パナソニックマーケティング本部 本部長 牛丸俊三氏)
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