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iPod nanoのディスプレイ問題で集団訴訟

「iPod nanoは普通に使っていても画面が傷だらけになって見えなくなってしまう」として集団訴訟が起こされた。

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 iPod nanoの画面に傷が付きやすいと指摘されている問題で、米Apple Computerを相手取って集団代表訴訟が起こされた。nanoには設計上の欠陥があり、普通に使っていても画面が傷だらけになって見えなくなってしまうと訴えている。

 この訴訟は法律事務所のHagens Berman Sobol ShapiroとDavid P. Meyer & Associatesが消費者を代表する形で10月19日、カリフォルニア州サンノゼの米連邦地裁に起こした。

 訴状の中で原告側は、nano以前のiPodは傷や損傷から守るために厚みがあって強力な樹脂で覆われていたが、nanoでは小型化を図る目的で設計が変更された結果、樹脂の強度が不十分になり、傷から守ることができなくなったと主張。

 Appleはnanoに問題があることを認識していながら製品の発売延期やリコールを行わず、消費者にツケを回したとして、損害賠償の支払いを求めている。

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