毎日初対面、毎日ファースト・キス…の切ない恋――「50回目のファースト・キス」：新作DVD情報
記憶障害の彼女と、そんな彼女に恋をして毎日アプローチを続ける彼。ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーが絶妙なコンビネーションを魅せる全米大ヒット作。
50回目のファースト・キス コレクターズ・エディション
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全米興収1億2000万ドルの大ヒットを記録し、『オーシャンズ12』『コラテラル』『ヴァン・ヘルシング』などの強豪を抑えて2004年度年間チャート14位にランクインした優しくも切ないラブストーリー。
常夏のハワイで水族館の獣医として働くヘンリーは、旅行者とひと時の恋を楽しむプレイボーイ。そんな彼がある朝、カフェで出会った地元の女の子ルーシーにひと目惚れ。その場で意気投合した2人だったが、翌日ヘンリーがルーシーに近づくと彼女はなぜか冷たい態度。混乱するヘンリーに、カフェの店員が「彼女は1年前の交通事故の後遺症で、寝て起きると前日の記憶をすべて忘れてしまう短気記憶喪失障害なのだ」と教えてくれる。しかし本気で彼女を好きになり始めたヘンリーは、毎日彼女と出会いアプローチ、そして恋に落ち、ファースト・キスを交わし、また忘れられる日々を繰り返す。やがてルーシーは症状を自覚し、彼のために別れる決意をするのだが……。
『ウェディング・シンガー』以来、6年ぶりとなるドリュー・バリモアとアダム・サンドラーの共演作。バリモア扮するルーシーは交通事故に遭ったその日以来、時間がとまったまま。でも、彼女が混乱しないで生活できているのは、家族を含め周囲の人たちが毎日毎日同じ1日を演出し取り繕ってきたから。そんな彼女の変化のない日常に風穴を通すのが、サンドラー演じるヘンリー。プレイボーイを返上したヘンリーが、毎日あの手この手の恋愛大作戦を計画するひたむきな様子は何とも微笑ましい。サンドラーの提案で当初の舞台をシアトルからハワイに移したところもポイント。ともすれば悲しく深刻になりがちなテーマを、2人の息の合った演技と開放的な南国の雰囲気がキュートなラブ・コメディへと昇華している。監督は『N.Y.式ハッピーセラピー』でもサンドラーと組んだピーター・シーガル。
DVDには、人気タレントの乙葉がルーシー役にチャレンジした日本語吹替版も収録しているほか、NG集、メイキングなどの映像特典を収録。
関連サイト：http://www.sonypictures.jp/movies/50firstdates/site/（公式サイト）
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