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ケータイのように気軽に手軽に――三洋「Xacti DSC-S6」レビュー(4/4 ページ)

三洋電機の6メガデジカメ「Xacti DSC-S6」は、ケータイカメラのように気軽に使うのが似合うエントリー機。ケータイにはない光学3倍ズーム/動作レスポンス/画質など、デジカメならではの一歩進んだカメラ機能をチェックしてみた。

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気軽に撮影しよう

 DSC-E6は、あくまで手軽に、気楽に撮影することを目的としたカメラだ。おおざっぱに分類すると、コンパクトデジカメの中でもケータイカメラに近い位置づけと言えるかもしれない。

 ケータイカメラの一般化によって、個人のカメラに対する敷居はかなり低くなっている。今や、「誰でもカメラを持ち歩く時代」となったわけで、そうした中、ケータイカメラでは動作速度や機能で少し不満、といった人は当然出てくる。

 ただ、ケータイカメラは、AFを搭載したものも増えているが、いまだ主流ではなく、ケータイカメラの癖でデジカメを使うと、半押しという行為が面倒という人もいるかもしれない。

 DSC-E6のタッチセンサー付きのシャッターボタンであれば、いちいち半押しをしなくても、触れるだけでピント合わせをしてくれる。国内のケータイカメラにはない光学3倍ズームや動作レスポンス、そしてもちろん画質も、カメラ機能はやはり専用カメラであるDSC-E6の方が優れており、さらに一歩進んだカメラ機能を、でもケータイカメラと同等の手軽なものが欲しい、という人に適しているだろう。

作例

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コントラスト差の激しい被写体だが、青空と緑は鮮やかな発色で、まずまずの描写だろう
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マクロでの撮影。マクロでの撮影範囲はワイド端で5センチからで、このクラスとしては平均的か。発色も鮮やかで見栄えのする描写
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こちらもマクロでの撮影。彩度を高めており、より鮮やかな発色となっている
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ワイド端。やや細部の描写が厳しいが、極端な収差は見られない
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こちらもワイド端。焦点距離は35ミリ相当からと、一般的に使いやすい画角。ISO感度は最低感度のISO50で、暗部のノイズはそれなりに抑えられている
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夜景モードでの撮影。シャッタースピードは0.4秒だった。ISO感度は100だが、ノイズはよく抑えられている
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