「BRAVIA」向けネットサービス「TVホーム」とは?(1/2 ページ)
So-netがTV向けネットワークサービス「TVホーム」の詳細を説明した。TVホームは、ソニーの液晶テレビ“BRAVIA”「Xシリーズ」に搭載されたWebブラウザを利用するコンテンツサービスだ。
ソニーコミュニケーションネットワークは、10月26日に行われた決算説明会の席上、TV向けネットワークサービス「TVホーム」の詳細を説明した。TVホームは、ソニーの液晶テレビ“BRAVIA”「Xシリーズ」に搭載されたWebブラウザを利用するコンテンツサービスだ。
サービスは、Xシリーズの発売に合わせて11月20日に開始する予定だ。対応機種は46V型の「KDL-46X1000」と、40V型の「KDL-40X1000」に限られるものの、基本的に無料(今後、有料コンテンツも提供予定)。テレビ用にカスタマイズされたWeb画面を、リモコン操作で気軽に閲覧できる。
「テレビは(PCと比べて)ハード、ソフト面の制約が大きいが、ソニーのテレビ開発チームと協力して非常に“サクサク”と動くように作った」(ソニーコミュニケーションネットワーク、テレビポータル事業部門の久松龍一郎部門長)。
BRAVIAには折り畳み式携帯電話のようなリモコンが付属しており、カーソル移動や「決定」は畳んだ状態のままで操作可能。ただし、「前ページへ移動」などの操作に使うカラーボタンなどはリモコンを開かないと使えない
コンテンツは、「天気予報」「ニュース」「くらし」など幅広いものの、数としては多くない。「時間や人を問わず、“すぐに知りたい情報”に絞った。ただし基本的にはテレビを補完するメディアであり、テレビの視聴スタイルを阻害することはない」。たとえば、TVホームでニュースを閲覧しているときには、画面上に“現在放送しているニュース番組”の情報が表示されるといった具合だ。
「くらし」の項目は生活情報のページ。アクセス・パブリッシング提供の「東京カレンダー」やメディア・コンテンツ・プラン提供の「占い」などもある。ユニークなのはティップネスの「ヨガレッスン」。リモコンを持たずにレッスンを受けられるよう、お手本の画面が自動的に切り替わるスライドショー形式になっている。
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