ワンルームで楽しめるラジコン飛行機? 〜トミー商談会
全長170ミリ、重量わずか3.3グラム。プロポ操作で部屋の中を自在に飛ばすことができる“室内コントロールプレーン”をトミーが発売する。しかもリーズナブル。
全長170ミリ、重量わずか3.3グラム。プロポ操作で自在に動かせる“室内コントロールプレーン”をトミーが披露した。しかも、価格は2100円(予価)とリーズナブルだ。
トミーは10月26日、販売店向けの商談会を開催して、年末〜年始に発売する予定の新製品を披露した。中でも目立つ場所でデモンストレーションを行っていたのが「AEROSOARER」(エアロソアラ)だ。個室をイメージした展示スペースの中を、小さな飛行機がぐるぐると飛び回っている。
機体は発砲スチロール製で、翼の後ろに小さなプロペラがある。動力には、携帯電話のバイブレーションなどに使われる超小型モーターを採用。バッテリーも厚さ3ミリの薄型を使い、重量を抑えた。コントロールにはIr(赤外線)を使用しているため通信距離は短いが、操縦者の半径5〜6メートル以内なら問題なく操縦できる。
「機体表面に電極が出ていて、ここをプロポに接続して充電します。5秒間の充電で、30〜40秒程度の飛行が可能。いわば、“ビットチャーG”の飛行機版ですね」(担当者)。
プロポ操作は単純で、上下のボタンでプロペラの回転数を調整、左右のボタンで機体後部に取り付けられたフラップが動く。これだけで、上昇/下降や左右の回転が思いのまま。バッテリーが切れたり、障害物で赤外線コントロールが途切れたりすると落下してしまうが、「機体が軽いぶん、“ふわっ”と落ちてくるので壊れません」。
「AEROSOARER」は、2006年2月発売予定。対象年齢は15歳以上。トミーでは、「20代から30代の男性がメインターゲットになりそう」と話している。
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