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マランツ、VPシリーズのノウハウを受け継いだDLPプロジェクター

マランツはDarkChip2を搭載したハイビジョン対応DLPプロジェクター「VP8600」を12月より販売開始する。高級機種「VP」のノウハウを受け継ぎながらも、低価格を果たした。

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 マランツ コンシューマー マーケティングはハイビジョン対応のDLPプロジェクター「VP8600」を12月より販売開始すると発表した。価格は52万5000円。

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VP8600

 新製品は「VP」シリーズの開発で得られたノウハウを投入しながらも、低価格を実現したDLPプロジェクター。WXGA(1280×720)の0.81インチのDMDパネル「DarkChip2」を採用したほか、フラグシップモデル「VP-10S1」と同じくOSRAM社のVIPランプ(200ワット)を搭載した。ランプ寿命が長いのも特徴で、平均寿命は約4000時間となっている。

 投写レンズの倍率は1.34倍。内部に「猫目絞り」を搭載し、一画面中での測定によるピュアコントラスト比で2500:1を達成している。投影画面サイズは60〜300インチ。投射位置は天井からのつり下げや床置きに便利な上方オフセットとなっているほか、上下方向に1/3画面分動かすことができる垂直レンズシフト機能も搭載した。

 カラーホイールはホワイトセグメントを使用しないRGBのみのホームシアター専用設計。5倍のシーケンシャル速度で駆動することによって、カラーセパレーションを低減している。ガンマ特性のプリセットとしては、シアター/スタンダード/ダイナミック/低輝度モード/高輝度モードの5つを備える。

 アルミ製キャビネットを使用した本体のサイズは435(幅)×190(高さ)385(奥行き)ミリ、12キロ。シロッコファンや流体軸受けを採用したカラーホイールによって動作のイズの低減を図っている。インタフェースにはコンポーネント/ビデオ入力はもちろん、DVD-Dも備える。RS-232Cやトリガー端子も備えており、電動スクリーンなどと組みあわせてのインストールも容易に行える。

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