米映画会社大手のMetro-Goldwyn-Mayer(MGM)は11月9日、次世代DVDとしてBlu-ray Discフォーマットを支持する考えを表明した。Blu-ray Disc Association(BDA)と協力し、MGMでは北米、日本、欧州でBlu-rayハードウェアに向けた映画およびテレビタイトルをリリースしていく計画だ。
ハリウッドでは8月にTwentieth Century FoxがBlu-ray支持を表明して以来、Paramount、Warner Bros.などがBlu-rayサポートを明らかにしている。
MGM Studiosの会長兼CEOであるハリー・スローン氏は「ストレージを拡張しインタラクティブ機能が強化された新しいBlu-ray技術の採用により、顧客に最高の映画視聴体験を届けることが可能となる」とコメント。ソニーの会長兼CEO、ハワード・ストリンガー氏は「映画愛好家にとっては大きな勝利だ。ジェームズ・ボンドやピンク・パンサーといった名作を新フォーマットで視聴することができる」と歓迎している。
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