レビュー
理想のデジカメスペック、その実力は?――リコー「Caplio R3」:レビュー(2/5 ページ)
リコーからすごいデジカメが出た。小さめボディに、28〜200ミリ相当の7倍ズームレンズや強力マクロモード、そして手ブレ補正機能を備えているのだ。理想のデジカメスペックを搭載した「Caplio R3」の実力は?
リコーならではのADJ.ボタンは便利
さてボディは上から見ると分かるが、なかなか凝った形状だ。微妙にグリップ側が湾曲している。グリップ部は特にでっぱりもないが、この湾曲のおかげで結構持ちやすい。
ただ光学ファインダーはなく2.5インチの液晶モニターのみなので、200ミリの望遠となると結構ブレやすい。手ブレ補正がついていても望遠では気をつけねばなるまい。そのモニターは11.4万画素。
撮影時の背面。モニター右下にある「手ブレ」アイコンが手ブレ補正が働いているときのマーク。右上に縦長のズームボタンがある。十字キーは円形で、上がシーンモードに割り当てられている。ADJ.ボタンで露出補正などをすばやく切り替えられる
液晶モニターの右に撮影モード切替、再生、ADJ.ボタン、セルフタイマー/削除、ディスプレイ、そして中央にメニュー/OKボタンがある円形の十字キーが並ぶ。ズームボタンは左右ではなく上下に並ぶ。左右に配置した方が親指の動きが最小限で済むため扱いやすいと思う。なぜこうしたのか気になるところだ。
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