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モバイラー必携の高機能WiFiファインダー──「TRENDnet TEW-429UB」(1/5 ページ)

知らない街で無線LANないかなと探す、無線LAN使うつもりで喫茶店に入ったがサービス停止中だった──そのような無線LANモバイラーに便利な機器が無線LAN検出装置、俗にいう「WiFiファインダー」だ。今回は日々無線LANに依存している筆者が、アイ・ビー・エス・ジャパン「TRENDnet TEW-429UB」を試用してみた。

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 一時期は話題を振りまいたものの、最近は新製品も目立たなくなったの無線LAN検出装置、俗にいう「WiFiファインダー」という製品がある。ノートPCで街中や取材先などにて無線LANを大いに活用する筆者にとっては以前から便利そうだなぁと思っていたわけだが、ちょうど国内ではひさびさの新製品がリリースされた。それがアイ・ビー・エス・ジャパン「TRENDnet TEW-429UB」だ。

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アイ・ビー・エス・ジャパン「TRENDnet TEW-429UB」。実売価格は1万円前後(ITmedia +D Shoppingで最安値をチェックする)

 TEW-429UBは、今までの「WiFiファインダー」とは一味違う製品だ。正確にいうとIEEE 802.11b/g対応のUSB無線LANアダプタで、かつ「WiFiファインダー」機能も備えるといった方がいいのかもしれない。無線LAN機能をまるまる備えているので、WiFiファインダーにはない、詳細な無線LANの検出が可能になっているというメリットが考えられそうだ。

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大きな液晶ディスプレイを備えるだけでも従来のWiFiファインダーとは少し違うぞ、という雰囲気をかもしだしている。右上の部分にストラップホールもあり、ケータイのように首からさげておくといったことも可能

 形状はUSBメモリのようなスティックタイプで、右端のカバーを取り外すとUSBコネクタが登場し、USBポートに差し込むことでUSB無線LANアダプタとして動作する。対応するOSはWindows 98SE/Me/2000 Professional/XP/2003 Serverとなっており、MacOSには対応しない。64/128ビットWEP、WPA/WPA2-PSKに対応しており、セキュリティ機能含め、ほぼ一般的なトレンドに沿った機能を備える。

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右側のカバーを取り外すとUSBコネクタが出現し、そのままPCのUSBポートに差し込むとUSB無線LANアダプタとして動作する

 さて、USB無線LANアダプタとしてはちょっと大きめなわけだが、これは単体で「WiFiファインダー」として動作するための充電池を内蔵するためだ。内蔵電池はUSBポートに差し込んでおけば充電でき、USB無線LANアダプタとして普通に使っていればとくに電池容量を気にかける必要はない。ただし幅も結構あるし、USBコネクタ部に対して上方向にかなり厚みもそこそこあるため、隣接するUSBポートを塞いでしまう可能性はあるといえる。できれば短めのUSBケーブルを付属して欲しいところだ。

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USBポートに差すと自動的に充電され、液晶ディスプレイ中央部にバッテリーの状態も表示される

ESS-ID、セキュリティ、チャンネル、受信強度もチェックできる

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