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第36回 年賀状と構図と背景の関係今日から始めるデジカメ撮影術(3/3 ページ)

デジカメで撮った写真で年賀状を作るのはもはや当たり前。構図や背景などに気をつけながら、年賀状用に家族の写真や子供の写真を撮ってみよう。

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親子でハガキいっぱいを使うフルスクリーンショット

 最後に家族写真。やはり年賀状に家族写真は基本だ。今回の作例は母子だけだけど、基本は同じ。「年賀状の一部に使うときは大きく撮る」だ。

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普通に目線の高さで撮るとこんな感じになる。まぶしくないように太陽を背にしてフラッシュを焚いて撮影

 家族写真の基本は三脚を使ってセルフタイマーだけど、いちいち大きな三脚を持って行くのも大変。お薦めはテーブル三脚やミニ三脚という小型のもの。ミニ三脚だと高さが20センチくらいしかないけど、今回のような青空をバックに撮るときはかえって都合がいいのだ。芝生にしゃがめばミニ三脚でちょうどいい感じになる。

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ミニ三脚にカメラを縦位置にセットして横から日差しがあたるようにして撮影した。

 これだと上の方に青空が広がって、公園に遊びに来て芝生にしゃがんで撮ったという感じが出てくれる。

 立った姿の場合はこんな風になる。

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立った姿を横位置で撮影
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立った姿を縦位置で撮影

 こういう角度なら、仮にミニ三脚がなくても、バッグや上着や公園におちてた石など手近なものを使ってうまくカメラを固定してやればセルフタイマー撮影が可能だ。手近なものを上手に使ってみよう。

 ズームを使えばもっと寄った写真も撮れる。

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ズームを使って横位置で撮影
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ズームを使って縦位置で撮影

 旅行に行ったときや七五三などちょっとしたイベントの写真があればいいけれども、「家族で写ってる写真がない」とか「いい写真がない」って時は、このように身近な公園や神社へ行ってちょっと撮ってみよう。

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