レビュー
いつでもポケットに写真の楽しみを――リコー「GR DIGITAL」:レビュー(5/5 ページ)
伝説の名機「GR」の名を冠したコンパクトデジカメ「GR DIGITAL」が登場した。GR1と同じ28ミリ広角単焦点レンズと小型ボディは継承しつつ、デジカメとして生まれ変わった“GR”の実力は?
作例
マクロ撮影ではあまり近寄らず、被写体をクローズアップして写すといい。マニュアル露出モードでプラス補正をしている。落ち着いた描写だが、思ったよりも白飛びする部分が少なく、ダイナミックレンジはそれなりにありそう
オプションのワイコン「GV-1」を使った撮影。21ミリならではの迫力のある写真が撮れる。画面右上に太陽があり、強い逆光のためフレアが発生している。個人的な印象では、GV-1を装着した方が逆光には少し弱そうだ。ちなみにGV-1にはゴム製のフードが付属する。この写真では使っていないので、そのせいもあるかもしれない
ISO1600での撮影。ノイズも多く、ディテールの描写も怪しくなるが、ISOオートでは1/10秒だった状況で1/80秒までシャッタースピードが稼げたので、フラッシュが使えず、手ブレ・被写体ブレを避けたいような場面では十分に使える。ほかのコンパクトデジカメと比べてもノイズは多くなく、むしろISO1600にしては少ないといえるだろう
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「伝説のGR」がデジタルで帰ってきた
高性能なレンズでプロやハイアマから高い評価を受けてきたコンパクトカメラ「GR」シリーズ。ファン待望の「GR DIGITAL」がついに姿を現した。「お待たせした分、優れたカメラになった」というリコーの自信作だ。- リコー「GR DIGITAL」発表 28ミリ相当F2.4単焦点コンパクト










